作者別: michi
スティーブ・ジョブズ 6巻 / ヤマザキマリ
このところ夜も暑くなってきましたね。
3日前の夜、クーラーのタイマーを2時間にセットして寝たところ、クーラーが切れた後、暑さで起きてしまいましたよ。
以前にこのブログでも書きましたが、ソニーの電子書籍端末「Sony Reader」を使用しているのですね。
そのソニーの電子書籍端末「Sony Reader」の端末販売が随分前に撤退して、今年の5月には「Sony Reader」用の電子書籍ストアが閉鎖となりました。
現在、パソコンから電子書籍を購入することで、「Sony Reader」に電子書籍をダウンロードすることが出来るのですが、このままソニーの電子書籍ストア自体が閉鎖してしまわないかと、ちょこっと不安。
Amazonの電子書籍端末「Kindle」は新機種も出ているのですよね。羨ましい!
というわけで、ヤマザキマリのスティーブ・ジョブズ 6巻。
Kindleの誘惑に負けそうになりつつ、ソニーの電子書籍ストアで購入しました。
今回の6巻は完結編です。
5巻の続きの初代iMacから、iPod、iPhone、iPadまでのお話となっている6巻ですが、あらためて、この頃のAppleの出した製品は魅力的ですね。
G4 Cubeやスタンド式のG4 iMacなど、新製品が出る度にワクワクしたもの。
でも、iPodが発売されたときは実は正直あまりピンとこなかったのですよね。
値段の高い、なんだかよく分からない製品の印象でした。
そして、一番楽しみにしていたMac miniのエピソードが全くありませんでしたね。
個人的に他の製品に負けないくらいMac miniも魅力的な製品だと思うのですが、スティーブ・ジョブズが語られる時、Mac miniの話は出ることがないのですよね。残念。
イヤーパッドを交換
毎日、ホント暑いですね。もう、すっかりと夏ですね。
現在、BSのDlifeで「X-ファイル2016」が放送しています。
もちろん録画して観ているのですが、第3話の「トカゲ男の憂鬱」が非常に面白かった!
コメディ回のバカバカしい内容だけれど、個人的に「X-ファイル」全エピソードの中でも上位に入るお話でしたよ。
「トカゲ男」の走り方がとっても好き。
というわけで、ヘッドフォンのイヤーパッドの交換。
随分と昔に購入した、SONY「MDR-710SL」のイヤーパッド(耳に当てるふわふわした部分)の革がボロボロになってしまったのですね。
この機会に新しいヘッドフォンを買おうかと思いつつ、「MDR-710SL」は小さく折りたためるタイプのヘッドフォンで、とっても便利なのですよ。
対処法はないかとネットで検索してみたところ、なんと「MDR-710SL」の互換イヤーパッドがAmazonで売られていました(4個入りでお値段1,500円ほど)。
もちろんすぐに注文。到着後にイヤーパッドを交換。
新品みたいになってウキウキしますね。
このヘッドフォンをまだまだ使えそうです。よかった!
少年たちは花火を横から見たかった / 岩井俊二
岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を原作としたアニメ映画が、夏に公開されるそうですね。
オリジナルの「打ち上げ花火〜」は50分ほどの作品なのですが、個人的にあの長さで完璧だと思うのですよ。
どのようなエピソードを追加して2時間もののアニメにするのかと心配していたら、アニメ版ではプールに不思議な玉を投げることで、何度も時間が戻る設定になっているとのこと(原作では一回だけ戻ります)。
オリジナルにはなかった、いろいろな失敗パターンの展開も見られたり面白そうですね。
あと原作では小学生だった登場人物が、アニメ版では中学生に変更しています。
小学生だからこそ可能な話なのでは…?と少々困惑しつつ、その分、行動範囲も拡がるので新しい展開も観られそうです。
岩井俊二自身がアニメ版のアイデアを出しているとのことなので、いろいろと心配しつつも楽しみにしています。
そしてこのタイミングで、岩井俊二自身が書き下ろした「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の小説版「少年たちは花火を横から見たかった」が発売されましたね。
表紙の写真がとっても素敵ですね。早速、購入して読んでみましたよ。
この小説版のタイトルは「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のドキュメンタリービデオと同じですね。
「打ち上げ花火〜」自体もの凄く昔の作品なので、その後の岩井俊二の作風や考え方の変化もあって、結果的に「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の世界観ぶち壊しの酷い内容の小説になっているかも…と心配したけれど、そのようなことはなく、雰囲気はあの作品そのままです。
小説版では、典道の回想として物語が進みますね。
1ページ目を読んだとき、そのことを理解していなかったので、随分と大人びた典道だな…と困惑してしまいましたよ。
大きな変化はドキュメンタリービデオ「少年たちは花火を横から見たかった」でも語られていた、「打ち上げ花火〜」の原点となった脚本「檸檬哀歌」を導入部分に入れているところですね。
その結果、典道がなずなの両親の離婚を知っているという展開になりました。
お話自体に大きな変化はないけれど、個人的には典道が離婚のことを知らないほうが好きかな。
夏休みが終わった二学期の様子も知ることも出来たのですが、ここらへんは「リリイ・シュシュのすべて」的というか、岩井俊二らしい。
でも、私自身、夏休み明けにガラっと世界が変わるといった経験をしたことがないのですよね。
どちらかというと、学年が変わった時のほうが大きな変化があったかな。
そうそう、アニメ版に登場するという不思議な玉が、この小説版にさりげなく登場していますね。
アニメ版の設定を知らないまま読み終わったので、この設定をあとで知って、ああっ!となりました。
不思議な玉というアイテムを、なんとも自然な形で使っていたというか、使っていなかったのですね。
Don’t / NakamuraEmi
昨日はストロベリームーンということで夜に空を見ました。
空の低い位置にあったお月さまは、ストロベリーな色というより奇麗なオレンジ色でしたよ。
そして3日前のサッカー日本代表キリンチャレンジカップ、日本対シリアを観ました。
前半はちょこっと退屈な内容だったけれど、今回もまた今野の謎の得点力が発動しましたね。
後半は2列目右のポジションになった本田がとても良かったですね。
1列目右より今後もこのポジションで見たいな。
13日のイラク戦もとても楽しみです。
というわけで、NakamuraEmiの「Don’t」。
少し前から藤子不二雄A原作の「笑うセールスマン」が新しくアニメでやっていますね。
昔のアニメ版では喪黒福造の声を大御所声優の大平透さんがやっていて、個人的にも喪黒福造=大平透の声となっていました。
残念なことに亡くなってしまい、喪黒福造はもちろんのこと、ダース・ベイダーやシンプソンズのホーマーの吹き替えもあの声で新作を聞けないのはとても残念。
今回のアニメ版では、これまた大御所声優の玄田哲章さんがやっていますね。
玄田哲章といえば、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替え。
一体、どんな声になるんだ!?とドキドキしつつ「笑うセールスマン」の新作を見たら、大平喪黒の雰囲気そのままの声でした!声優って本当に凄い!
その「笑うセールスマン」のオープニングテーマ曲がイントロからとても恰好良いです。
調べてみたところ「NakamuraEmi」という新人女性ミュージシャンの曲でした。
Don’t / NakamuraEmi
https://www.youtube.com/watch?v=CicnGW43Ukw
30歳を超えてからのメジャーデビューという、ポップミュージックの世界ではどちらかというと遅いデビューですね。歌詞が非常に面白いです。社会人経験も長いとのことなので、そこらへんも歌詞に反映されているのですかね。
早速、iTunes Storeで「Don’t 」購入。
頭の中でループする曲ですね。アルバムも聴きたくなりましたよ。
最高築 / 中村一義
お仕事の机の前の壁に、お仕事などのスケジュールを書くためにカレンダーを掛けているのですね。
毎年、日曜日から始まるカレンダーを使用しているのですが、今年は間違えて月曜日から始まるものを買ってしまったのですよ。
日曜日から始まるカレンダーに慣れてしまうと、これがホント使いづらい!
2017年も半分が過ぎているけれど、先日、100円ショップで日曜日から始まるカレンダーを購入。
これでラクにスケジュールの確認が出来そうです。
というわけで、中村一義の先日発売されたアルバム「最高築」。
今回のアルバムは自信の過去の曲をセルフカバーするといった内容。
購入した初回限定版には中村一義を初期から撮り続けている写真家 佐内正史の写真集が付いているのですね。
金字塔時代から現在までの中村一義の写真が載っていて、これがホントに素晴らしい!
あらためて写真を見ると、初期の頃の中村一義って、ちょこっと怖い顔をしてますね。
いや、それがとっても魅力的なのですが。
楽曲のほうは、どちらかというとスタジオライブ的かな?
江戸っ子的な「ら行」巻き舌など、ライブの時の歌い方となっていたり、全体的にオリジナルと比べて開放的。
オリジナルではちょこっと重い楽曲(特に初期の曲)も、とっても聴きやすくなっています。
が、そこが昔からのファンの評価が分かれそう。
歌詞も一部変えて歌っているのですが、歌詞カードの内容もちゃんと違う歌詞に変更されていますね。
なんと細かい配慮!
アルバムタイトルの「最高築」を一番感じたのは「いつだってそうさ」ですかね。
ものすごく楽しそうで、こちらも楽しい気持ちになりました。
「キャノンボール」も勢いを増した今回のバージョンのほうがオリジナルよりも好き。
この2曲は中村一義がバンド100sを組んだ初期の楽曲なので、ライブを沢山経験した現在との比較が非常に楽しいです。
一番好きな曲「笑顔」はアコースティックバージョンとなっていました。
近年のライブでお馴染のバージョンも素敵だけれど、海賊バンドのバンドアレンジでも聴いてみたかったな。
一番聴きたかったのがアイドルに楽曲提供した「ワンリルキス」のカバーなのですが、これが想像以上に良かったです。
今回カバーされなかった他の楽曲も「最高築」第2弾として聴いてみたくなりましたよ。
Soundgarden
昨日も今日もとってもよい天気ですね。
先日、アメリカのグランジバンド「サウンドガーデン」ヴォーカルのクリス・コーネルが亡くなったことを知りました。まだ52歳だったのですね。
http://nme-jp.com/news/38137/
90年代に一世を風靡したグランジバンドは「ニルヴァーナ」のカート・コバーンをはじめ、死が付きまとうことが多かったのですが、「サウンドガーデン」にはそういったイメージを持っていなかったのでとても驚きました。
「サウンドガーデン」はグランジバンドの中でもヘヴィメタル(ブラックサバス)よりの音楽ですね。
「メタリカ」の5枚目のアルバムの重い曲調は「サウンドガーデン」からダイレクトに影響を受けたように思います。
4枚目のアルバム「Superunknown」がとても好きで、今でもたまに聴いています。
クリス・コーネルのパワフルな声がとっても素敵なのですよね。
個人的には「Fell On Black Days」が好き。
「Fell On Black Days」
https://www.youtube.com/watch?v=ySzrJ4GRF7s
同じミュージシャンをずっと追いかけて聴くことが好きなので、好きなミュージシャンには長生きして長いこと活動してもらいたいな。
株式会社メディアソフト「厳選漢字ジグザグ120問 VOL.10」
一週間ほど前、Amazonのほしい物リストを見たところ、急激に価格の下がっている商品がいくつかあったのですね。
価格の下がっているのはマーケットプレイスの商品なのですが、評価を見てみると、新規の出店だったり、数年前に評価されたまま現在の評価はないお店ばかりなのですよ。
小躍りしつつ購入しようと思ったけれど、なんだかあやしいので調べてみました。
アマゾン アカウント乗っ取り被害相次ぐ 勝手に出品↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428
ああ、アカウントの乗っ取りがあったのですね。
なんだか恐ろしいので、パスワードの変更と登録したクレジットカードの情報を消去しましたよ。
先程、ほしい物リストを見たところ、価格は以前の状態に戻っているけれど、マーケットプレイスで購入する際には気をつけてくださいね。
というわけで、ちょこっと宣伝!
表紙を担当しているメディアソフトさま発行の漢字パズル誌「厳選漢字ジグザグ120問 VOL.10」が発売されました。
今回は梅雨を含む時期の号ということで、雨が上がったことを喜んでいる動物さんたちのイラストとなっています。
傘や長靴、紫陽花、カエルさん、カタツムリさんといった、梅雨関連のものを沢山入れましたよ。
個人的に、てるてる坊主を見せあっているゾウさんとリスさんがお気に入りです。
私も子供の頃にてるてる坊主を作ったことがあるのですが、そもそも、てるてる坊主ってなんなのですかね?
由来を調べてみたところ、2つの説がありました。
ひとつは昔の日本の話。
とある場所で雨が止まずに困っていたので、お坊さんに雨が止むようにお願いしたそうです。
ところが、雨が止むことはなく、お坊さんは首をはねられてしまったとか。
そのはねられたお坊さんの首を布にくるんで吊るしたところ、雨が止んで晴れた!
そこから、てるてる坊主が広まったという、なんとも恐ろしい説。
もうひとつは中国から伝わったというもの。
紙を切って作った「掃晴娘」という手にほうきを持った娘さん。
その「掃晴娘」を雨が続いたときの軒先に吊るすと、空を掃いて晴れにしてくれるそうです。
その「掃晴娘」が日本で変化して、てるてる坊主になったという説。
どちらかというと、この中国から伝わった説のほうが信憑性がありますかね?
かなり話が横道に逸れましたが、今回のVOL.10もとても面白い漢字の問題がいっぱいですので、ゴールデンウィークにぜひ遊んで下さいね!
厳選漢字ジグザグ120問 Vol.10↓
http://www.media-soft.biz/book/b284914.html
ディック・ブルーナ展とくまのがっこう展
今日はとても暖かいですね。
昨日は松屋銀座で開催されている「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展と「誕生15周年記念 くまのがっこう」展に行って来ました。
ディック・ブルーナさんは残念なことに2月16日に亡くなってしまいましたね。
とても好きな作家さんで、あれだけシンプルなタッチで描かれているのに見るたびに新しい発見があるのですよ。
私がブルーナさんの作品を意識して見るようになったときには、すでにブルーナさんはおじいちゃんでした。
優しげなお顔をしたおじいちゃんが、こんなにも可愛らしい絵を描くなんてとても素敵だと思いましたよ。
あと、お仕事をする事務所まで自転車で毎日通勤していることに今も憧れます。
今回の展覧会では、デザイナー時代の作品から絵本作家時代まで、沢山の作品が見ることが出来ました。
デザイナー時代から一貫しているのが、どの作品も本当にシンプル!
デザイナー時代と絵本作家時代の作風の大きな違いは、アウトラインの線があるなしが大きな違いですかね(もちろん、デザイナー時代にも線を使っている作品はあります)。
昨日、松屋銀座の8階に到着して驚いたのが「くまのがっこう展」もやっていたこと。
それぞれ大きめな面積のグッズ売り場もあって、なんというか、8階全体がカオス。
少しでも気を抜いたら、お財布の中をスッカラカンにして家に帰っていた!という事態になりかねません。
たくさんの可愛いグッズが売られていてホントにあの場所は危険です。一瞬で身ぐるみを剥がされかねないです。
こういった展覧会って開催時期を一緒にしないのでは…?と困惑しつつ、もちろん「誕生15周年記念 くまのがっこう」展も観ました。
「くまのがっこう」の絵本の原画を中心に展示されているのですが、驚いたのがマーメイド紙のようなザラッとした紙に水彩でさらっと描いていて、絵にとても透明感があるのですね。
クマさんの茶色など、もっと色を塗り重ねているのと思っていました。
そうそう、今回の2つの展覧会はブルーナさんが男性で、「くまのがっこう」の絵を描かれるあだちなみさん女性ですね。
ブルーナさんの絵にも憧れがあるけれど、女性の描かれる柔らかい絵にも憧れがあります。
絵の仕事をしていない女性の方でも、魅力のある絵を描く方が多いように思うのですよね。
お化粧の技術が絵に生かされているのでは?という仮説を以前に考えたのですがどうでしょう?
単純に男性と女性の脳の違いですかね?