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海賊盤 / 中村一義

わーい、確定申告が無事に終わりましたヨ。

 

一昨年、昨年と税務署には提出する方が沢山並んでいて、自分が提出するまで時間が掛かったけれど、今年は並ばずに提出することが出来た!
今週の月曜日、雨の降る日に行ったのですが、やっぱり雨の日は空いているのですかね?
いや、まてよ、何年か前に雪の降る日に行った時、もの凄く混んでいた…!法則がよくわからん。

 

というわけで、先日発売された中村一義の4年ぶりのニューアルバム「海賊盤」。

 

ビクターに移籍して初のアルバムということで、アルバムジャケットではビクターの有名なニッパー君と中村一義の愛犬が共演してますね。

つまり「犬と犬」。えっ、猫は…!?

 

1stアルバム「金字塔」は部屋から出るまでのドキュメント、2つ前の100s名義の「世界のフラワーロード」では幼少期の自分を、前作「対音楽」では居場所を作ってくれた祖父の好きなベートーベンを題材とするなど、中村一義自身の経験をダイレクトに作品にするタイプのミュージシャンなのですね。

 

中村一義と祖父、ベートーベンの話↓
http://www.tfm.co.jp/links/index.php?itemid=85159

 

さすがにもう題材とするものなんて何もないのでは…?と勝手な心配をしつつ、「海賊盤」発売前に30秒位ずつの全曲試聴をしてみたところ、なんだか微妙な感じなのですよ。

 

あんまり期待出来ないかも…と、とりあえず実際にアルバムを聴いてみたら、、メロディが素敵な「GTR.」や「ビクターズ」、「太陽」的な「我燦々」、「ERA」的な「こうでこうでこう」、いや、あと不思議な魅力のある「アドワン」など、とにかく全ての曲がとても良い!
中村一義史上、もっとも開放的で柔らかく、音を聴いているだけで心地よいです。

 

今回のアルバムは日々の出来事をスケッチしたような感じ。
でも、歌詞のほうは馬鹿みたいに真っすぐな中村節は健在。

 

「愛無き方に自由はねぇぞ。」とか「不死身ってなぁ、死も同じ。」なんて歌っちゃうんだから本当に素敵。
ここのところのライブメンバーでもある「大海賊」バンドが、このアルバムでも演奏しているのですが、以前の「100s」に比べ、この曲ではコーラスにあずままどかを使うなど、同じバンドでも制約がもっと自由な感じですね。