minimum universe
minimum universe
instagram
twitter
facebook
behance

マトリョーシカ

今日は十五夜、中秋の名月ですね。
残念なことに今日の東京のお天気は曇りだけれど、お月様はちゃんと見られるかな?

 

というわけで三谷幸喜脚本演出の演劇「マトリョーシカ」のDVD。

 

1999年の作品なのですが、先日、スカパーにて放送されていて、開始5分過ぎあたりから見たらこれが面白い!
DVDが発売されているということで購入してしまいましたヨ。

 

三谷幸喜脚本の今まで観た作品では、個人的には「王様のレストラン」が一番好き。
テレビドラマなのですが、なんと全編レストラン内での撮影なのですよ。

 

内容的には、あいつは偉そうだから無視しようぜ!とか、総支配人と嘘を付いてしまったから、みんな協力してくれ!など毎回ホントくだらない。
でも、笑いつつも最後には感動してしまうのですよね。

 

映画だと「ザ・マジックアワー」が好き。
撮影された酷い内容のフィルムが劇場でながされるシーンは、なぜか感動するのですよ。

 

上に書いた作品もですが、基本的には三谷幸喜作品は登場人物が多いのが特長だと思うけれど「マトリョーシカ」は松本幸四郎、市川染五郎、松本紀保の3人しか登場しないお話。

 

ベテラン俳優(松本幸四郎)が後継者選びのため、若い俳優(市川染五郎)を秘密裏に真面目なオーディション。その後、お花屋さんを演じる松本紀保が加わり、話は何度も意外な方向に!

 

とにかく、第一幕のシリアスなお芝居から第二幕の展開には爆笑しましたよ。
そうそう、DVDには三谷幸喜と松たか子のコメンタリーが収録されていました。

 

父親、兄、姉のお芝居を見つつ、松たか子が三谷幸喜と話しているのはなんとも不思議な感じ。
シャンプーがなくて怒る松本幸四郎の話などが聞けたりとコメンタリーも面白かったな。

 

僕自身、生でお芝居を観た経験って、学生時代に演劇サークルに所属していた友人のお芝居と、今から数年前に「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」というお芝居だけです。

 

プロの役者さんのお芝居としては「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」のみなのですが、生で観るのは、やっぱり迫力が違いますよね。

 

「マトリョーシカ」も生で観たほうが、もっと面白かったんだろうな。